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うさぎのしつけ方


うさぎさんは賢いので、飼い主がつけた自分の名前をすぐに覚えます。

そればかりか、成長するに従って「おいで」、「ごはんだよ」、「いい子いい子」といった簡単な言葉も理解し、覚えるようになります。

とはいっても、言葉の意味そのものを理解するわけではありません。

その言葉が発せられるシチュエーションと声の調子で飼い主が自分に何を求めているかを理解するようになるのです。

ですから、言葉を覚えてもらうためには、同じシチュエーションで何度も繰り返し同じ言葉を発することが重要です。

ポイントは、1つのことを表すのに意味が同じ単語が複数ある場合には、混乱を避けるためにそのうちの1つの単語だけを繰り返し使うことです。

たとえば、うさぎさんが良いことをした時はなでなでしながら「いい子いい子」とお褒めの言葉をかけてあげましょう。

はじめに

しつけは何のために行われるのでしょうか。

それは、「良いこと」と「悪いこと」を区別させ、「悪いこと」をさせないためです。
では、うさぎさんが取る行動の中で「悪いこと」とは何でしょうか。

家具を引っかくことですか。
コードをかじることですか。
それとも、トイレ以外の場所で用を足すことですか。

いいえ、違います。そもそも、うさぎさんは「悪いこと」をしません。

「悪いこと」とは、人間にとって「(都合の)悪いこと」を意味するにすぎません。

うさぎさんが取る行動のうち人間にとって「(都合の)悪いこと」は、全て本能に基づいて行われるものです。

そして、本能は本来自然の中で発揮されるべきものです。にもかかわず、勝手に家に連れてこられたあげく、本能を発揮するなと一方的に押し付けるのはあまりにも酷です。

ですから、「(都合の)悪いこと」をしてほしくないのであれば、まず飼い主自身がうさぎさんの習性を理解する必要があります。

そして、うさぎさんが何故そのような行動を取るのかを理解した上で、うさぎさんに「(都合の)悪いこと」をしてほしくないとお願いをしてみましょう。

しつけるという姿勢ではなく、一緒に生活するためにお互い歩み寄って妥協点を見出すという姿勢で接してあげてください。

(なお、言葉の便宜上、「しつけ」という用語は以後も使わせていただきます。)

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しつけのテクニック

まず、しつける際には絶対にうさぎさんを叩いてはいけません。

また、エサでしつけるのはよくありません。

そして、しかる場合にはその行為を行ったその場で行ってください。

後になってしかっても、うさぎさんは理解できません。

何故しかられたのかが理解できないというよりも、むしろ今は何もしていないのに単にいじめられたとしか思いません。

このことは、うさぎさんを褒めるときも同じです。

ちゃんとトイレの場所で用を足すことができたのであれば、その場で褒めてあげてください。

トイレが終わった後に柱のところに移動して角をかじかじ噛み始めた時にトイレのことを褒めてしまったら、噛むことが良いことだと勘違いしてしまいます。

また、しかる場合には、うさぎさんの名前を呼びながらしかってはいけません。

うさぎさんの名前を呼びながらしかると、自分の名前に恐怖心を覚えることになってしまいます。

反対に、褒めるときは呼び名で呼んであげてください。

呼ばれた時に、なんかいいことがあるのかもと思って、喜んで近づいてきます。

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トイレのしつけ

うさぎさんはキレイ好きですので、トイレも一定の場所でする習慣が本能として身についています。

これは、アナウサギがワレンの中に寝床、産室とは別にトイレコーナーを設けているというワレンの構造からもお分かりいただけると思います(ワレンの構造を参照)。

したがって、すでに一定の場所をトイレにするという習性がありますので、トイレのしつけは難しくありません。

ただ、一定の場所といっても、それが必ずしも飼い主がしてほしい場所であるとは限りません。

ですので、まずは飼い主がしてほしいと思う場所をトイレの場所に指定して、そこをトイレであると覚えてもらうように努めてください。

トイレの場所を覚えてもらう方法として、指定した場所に匂い付けするのが効果的です。

匂い付けは、うさぎさんのフンを指定した場所に置けば十分です。匂い付けすることによって、たいていのうさぎさんはそこが自分のトイレであると認識してくれます。

その上で、指定した場所以外にうさぎさんがトイレをした場合には、すぐにフンや尿を取り除き、中性洗剤等を浸した布で拭き取りましょう。

これは、フンや尿の匂いが残ると、うさぎさんがまた同じ場所でトイレをしてしまうので、その場所に付いた匂いを消すためです。

その他、トイレの場所を覚えてもらう方法として、うさぎさんがトイレをしそうになったら、トイレの場所にうさぎさんを連れて行ってあげて、そこでトイレをしてもらうという方法もあります。

ただし、この方法は何度か繰り返す必要があり、うさぎさんがトイレをするタイミングを計らなければならず、なかなか難しいです。

もし、どうしても飼い主が指定した場所をうさぎさんがトイレとして認識してくれない場合には、うさぎさんが決めた場所をトイレの場所に決めてしまいましょう。

うさぎさんの行動をよく観察して、うさぎさんが何度もフンや尿をしている場所を見つけてください。

うさぎさんが自分で決めたトイレの場所が見つかったら、そこにトイレ容器を移動させれば完了です。

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噛むクセのしつけ

結論から言いますと、噛むクセをしつけることはできません。

なぜなら、これは、ものを噛むことによってどんどん伸びる歯を削るためにしなくてはならない行為だからです。歯が伸び過ぎると次第に上下の歯の噛み合わせが悪くなり、放っておくと不正咬合になるおそれがあります。

したがって、うさぎさんをしつけるのではなく、飼い主の側が変化を起こす必要があります。

たとえば、噛まれては困る場所にガードを付けるという方法があります。

また、噛まれては困るものがない場所にサークルを作ってサークルの中で遊ばせるという方法もあります。

さらに、噛まれては困る場所を噛む頻度を減らすために、日頃からかじり木を使ってうさぎさんにかじり木をかじかじさせてあげるという方法もあります。

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禁止事項
①耳を持つ
耳には毛細血管がたくさん通っていますので、絶対にやめてください。

②叩く
軽くであっても叩いてはいけません。軽く叩いたつもりであっても、うさぎさんにとってはかなり衝撃が大きく、恐怖心を与えることになります。

③脅かす
飼い主との信頼関係を壊すことにつながるので、嫌われたくなければやめましょう。

④無理に遊ぶ
うさぎさんが寝ているのを起こして無理やり遊ぶのは、生活リズムが崩れて体調を壊すばかりか、「遊ぶ行為=睡眠の妨害」であると認識してしまうので、絶対にやめましょう。

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