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尿石症のうさぎ

尿石症とは、泌尿器系に結石ができる病気であり、膀胱結石、尿道結石、腎結石、尿管結石の4種類があります。

結石ができる原因は、慢性化した膀胱炎、水分不足、カルシウムの過剰摂取、尿道の形成不全など、様々です。

うさぎさんはビタミンDを介さずにカルシウムを体内に吸収するので、過剰にカルシウムを摂取すると尿の酸性度が高くなり、結晶になりやすくなります。

そして、尿石症になると、うさぎさんは痛みのせいで背中を丸めてうずくまって身動きしなくなったり、おしっこをしなくなったり、水分をあまり取らなくなったりします。

ですので、様子がおかしいと感じたら、市販の尿試験紙でうさぎさんの尿の酸性度を測ってみてください。

うさぎさんの尿の酸性度の正常値は7.6~8.8PHですが、それよりも高い数値が出た場合には、尿石症である可能性が高いので、病院に連れて行ってあげてください。

また、尿石症になると、うさぎさんの尿はクリーム状になったり、血が混ざったりしますが、そこまでいくとかなり症状は進行しています。

そして、さらに症状が悪化すると尿そのものが出なくなり、次第に食欲もなくなっていき、うさぎさんが衰弱してしまいます。

予防には、まずカルシウム含有量の多いエサをあげすぎないようにする必要があります。

具体的には、ペレットは、カルシウムの成分量が1%以下のものを選びましょう。また、野菜は、ほうれん草、小松菜、レタス、ブロッコリーなどをあまり多く食べさせないようにしましょう。

また、十分な水分を取らせることも予防のためには必要です。ただし、あくまでも十分な水分摂取が重要であり、過剰な水分摂取は下痢を起こす原因になりますので、注意が必要です。

そして、適度な運動をすることも予防には重要です。

万が一、尿石症になった場合には、形成された結石を取り除くことによって治すことは可能ですが、尿石症は再発率が高いですので(約80%の再発率)、何よりも発症しないように日常的な予防を心がける必要があります。

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