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ソアホックのうさぎ

うさぎさんの足の裏には肉球はなく、その代わりにフサフサの毛が足の裏を覆っています。

うさぎさんの足の裏が毛で覆われているのは、毛で足の裏の皮膚を保護するためです。そして、正常なうさぎさんの足の裏は完全に毛で覆われている状態です。

ですが、足の裏の毛が擦れて抜けてしまい、皮膚がむき出しになった状態でうさぎさんが直接歩くと、皮膚が赤くなり、炎症が起こります。

この炎症が起きた状態を「飛節びらん」または「ソアホック(sore hock)」といい、炎症がひどくなると化膿することもあります。

ソアホックになったうさぎさんは、歩くと足の裏が痛いので、足を浮かせたり、足を引きずったりと不自然な動きをします。

ですので、発見するのは容易です。

ですが、ソアホックはいわば毛がはげている状態ですので、毛を生やすことが必要になります。一度はげた毛を新たに生やすことがいかに難しいかは、たとえうさぎさんを飼っていない人であっても、容易に想像がつくと思います。

そればかりか、患部に塗り薬を塗って治療する必要があるのですが、塗り薬を塗ったとしても、うさぎさんが薬を舐めてしまって、治療が長引くことがあります。

ですので、何よりもまず予防が大切です。

ソアホックは足の裏が固い物に触れて擦れることによって起こるので、ケージの底が金網である場合には、木製のすのこに代えて床を柔らかくしてください。

また、木製のすのこも板と板の間の隙間が空きすぎていると、隙間に足が挟まって、何度も挟まることによって擦れて毛が抜けることがあるので、隙間の間隔は狭いものを用意する必要があります。

万が一、ソアホックになった場合には、まずは塗り薬を塗って傷口を治した上でスキンケアをする必要がありますが、ケージの底を柔らかいものに代えてうさぎさんの生活環境を変えてあげることを忘れないようにしてください。

そして、患部の治療と同時に、血行を良くして発毛を促進します。

具体的には、うさぎさんの足を温めることによって血行を良くします。

いわゆる足湯をうさぎさんにさせるわけですが、プラスチック製の水槽の底にお湯で湿らせたタオルを敷いて、うさぎさんの足の裏が浸る程度のお湯をためることによって足湯を作ります。

このように血行を良くすることによって治療のスピードは大幅に上がります。

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