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コクシジウム症のうさぎ

コクシジウム症とは、コクシジウム(Eimeria)という寄生虫に感染することによって発症する病気です。

コクシジウムには12種類あり、同じコクシジウムという名ですが、それぞれ寄生する場所が異なり、種類の異なる寄生虫です。

うさぎさんに寄生するコクシジウムは、肝臓に寄生するもの(肝コクシジウム症(Eimeria stiedae))と腸に寄生するもの(腸コクシジウム症(Eimeria perforans, mangna, media, piriformis))の2つがあります。

肝臓に寄生すると、肝臓が大きく腫れ、黄疸や腹水を起こします。

それに対して、腸に寄生すると、出血を伴う腸炎を起こすことが多く、激しい下痢に襲われます。

特に子うさぎの腸にコクシジウムが寄生した場合には、下痢による急激な体力低下に耐えられないおそれがあるので、危険です。

コクシジウム症の多くは、すでに感染しているうさぎさんのフンを媒介にして感染します。

具体的には、すでにフンの中にコクシジウムの卵(オーシスト(Oocyst))が潜んでおり、それをうさぎさんが口にすることによって感染したり、空気中にオーシストが舞い上がることによって感染します。

ですので、ペットショップから連れてきた直後は、しばらくは入念にケージとトイレの掃除を行うことが必要になります。

また、しばらく経った後でもオーシストは潜んでおり、うさぎさんがストレスなどで免疫力が落ちた場合にも感染しやすくなります。

ですので、たとえペットショップから連れてきてしばらく時間が経ったとしても、継続してケージとトイレを掃除して清潔に保つとともに、うさぎさんがストレスになる要因を排除してあげて予防することが必要です。

万が一、コクシジウムにかかった場合には、病院でコクシジウムの駆除薬を投与することになります。

約2週間薬の投与を続けると、完治しますので、治ったら頑張ったうさぎさんの頭をなでなでしましょう。

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