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うさぎはグルメなのか

うさぎさんには好きな物と嫌いな物の他に、食べられない物があります。

食べられない物は、それをうさぎさんが口にすると、中毒症状を起こしたり、体調を崩したりする危険な物ですので、絶対にあげてはいけません。

中毒性のない物であっても、うさぎさんの内臓はデリケートですので、たとえば水っぽい野菜を食べるとすぐに下痢をしたりしてしまいます。

そして、野生のうさぎさんとは異なり、ペットのうさぎさんは食べられる物と食べられない物とを選別する能力が乏しくなっていますので、飼い主がしかるべき知識を身に付けて、食べられる物を判別する必要があります。

他方、嫌いな物は、食べられない物とは異なり、あくまでも食べられる物に含まれます。

ですが、嫌いな物を見るとうさぎさんは口をつけないどころか、そもそも見向きもしません。

何が嫌いな物であるかは個体差があり、かつては食べていたのに、急に食べなくなり、嫌いな物リストに加えられることもあります。

これは、うさぎさんがより美味しい物の味を知ってしまったが故に起こります。

その典型例がペレットであり、一度ペレットの味を覚えたうさぎさんは、ペレットの味がやみつきになり、野菜をあまり口にしなくなったりします(子うさぎの頃からペレットに慣れてしまうと、エサを野菜に切り替えるのが難しくなります)。

そして、ペレットを食べている時のうさぎさんはガツガツしており、袋ごと平らげてしまうのではないかというほどの勢いがあります。

また、うさぎさんがペレットを食べている最中は、しきりにゴリッゴリッと口の中で噛み砕く音が心地よく耳に響きます。

そのため、美味しそうに食べているうさぎさんの姿を見ていると、ついつい余分にペレットをあげてしまいます。

ですが、ペレットは高カロリーですので、食べ過ぎると肥満になります。

したがって、うさぎさんの健康を考えて、飼い主が主体となって食事コントロールをしてあげる必要があります。

また、食事の量のみならず、食事の内容もコントロールする必要があり、繊維不足を補うために、適度に干し草や野菜をあげることが必要です。

さらに、あげる野菜も新鮮であることが必要です。それまで同じ野菜を食べていたとしても、ある時、鮮度の落ちた野菜をあげたら、一口だけ食べて、あとはプイっと食べないことがあります。

ここまで見てきましたように、そもそも食べられる物が限られているという点で、うさぎさんにはグルメの素質があります。

あとは、グルメになるか否かは、うさぎさんが育った環境によります。

ちなみに、味の成分には、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の5種類があり、これらの割合によって全ての味を表すことができます。

そして、各物質が口内の味蕾に作用することによって味覚を形作るわけですが、うさぎさんの舌はピョロっと小さいのにもかかわらず、約8000種類もの味を判別することができます。

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