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うさぎも地団駄を踏むのか

自然の中で生活をしていると、日々天敵と戦わなければなりません。

野生のうさぎさんにとって戦いとは、自分と自分の仲間を守ることにあります。

身を守るためにはいち早く天敵からの追跡を振り払うことが必要ですが、それと同時に天敵の襲来を仲間に知らせることが必要です。

そこで、野生のうさぎさんは仲間に危険を知らせるために、後ろ足を強く地面に叩きつけてダンダンと音を鳴らします。

この動作をスタンピング(stomping)といい、足をダンダン鳴らすことから、またの名を「足ダン」といいます。

この足ダンは、ペットのうさぎさんも行います。

ですが、ペットのうさぎさんが遭遇する危険は、コードをかじって感電してしまうといった危険であり、野生のうさぎさんのそれとは異質です。

少なくとも何ものかによって襲われるという危険はありません。

それにもかかわらず、うさぎさんが足ダンをするのは何故でしょうか。

1つは、野生のうさぎさんと同様に、何かに強い警戒心を覚えた際に自然に出る心境の表われであったり、対象物に対してダンダンと音を鳴らすことによって威嚇をするためです。

対象物は必ずしも生き物とは限りません。

騒音であったり、異臭であったり、その原因は様々です。

そして、うさぎさんが足ダンをするのは何らかの原因があるからです。

ですので、うさぎさんをなだめるためには、その原因を追及して取り除く必要があります。

もう1つは、まさに地団駄そのものであり、機嫌が悪くてプンプンしている時にダンダンと音を鳴らします。

後ろ足で何度も床を踏みつける姿は、まるで駄々をこねた子どものようですが、いったんうさぎさんが足ダンを始めたら、かなり連続的に続きます。

また、足ダンによって繰り出される音は、地団駄と呼ぶにはいささか生易しいと思えるほど、大きく鳴り響きます。

ですので、ご近所迷惑にならないようにするために、うさぎさんの迷惑となるものは取り除く必要があります。

ちなみに、stompと同じく「足を踏み鳴らす」という意味の単語として「stamp」があります。

stampよりもstompの方が若干激しく足を踏み鳴らすニュアンスがあり、stompは口語的に用いられます。

なお、足を踏み鳴らして音を出してダンスを踊るミュージカルに「STOMP」がありますが、うさぎさんは踊っているのではなく、怒っています。

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