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うさぎの寝相

うさぎさんは目を開けながら寝ることができます。

できるというよりも、それが寝ている時の常態です。

目が開いていてもうさぎさんがじーっと一定の方向を見て身動きをしていない時は、たいてい寝ています。

これは、常に周囲の状況を把握して、敵が近づいて来たらいつでも逃げられるようにするために身についた本能です。

目からの情報を絶えず収集し続けて脳を働かせつつも、体は休めるという実に高度な能力です。

まぶたの上からマジックペンで目の形を書いて、いかにも起きているように見せかける、あれと同じ、なわけないですね。

マジックペンの場合はバレバレですし、まぶたが閉じているので周囲の状況が全く分かりません。

それにしても見事なワザです。

もっとも、うさぎさんがそのように目を開けながら寝るのは、警戒を解いていないからであり、完全に安心しきった時はうさぎさんも目を閉じて寝ます。

そして、寝ている時であっても腸の機能は働いているので、寝ているうさぎさんのお腹を見ると毛がうねって腸が働いているのが分かります。

うさぎさんは薄暮性ですので、朝の5時前後からごそごそと起きはじめ、6時には目がぱっちりしています。そして、エサはまだかという表情をします。

10時ごろになると、足を伸ばしてリラックスして、ウトウトと昼寝に入ります(うさぎさんの睡眠時間は平均8時間ですので、細かな昼寝を取ることによって体力を回復しています)。

16時を過ぎて夕方になると、またごそごそと動き出し、いよいよ活動が本格的に活発になります。

21時ごろまで十分な運動をすることができると、満足気に毛づくろいをしてゆったりとします。

そして、24時前後になると布団の時間になります。

ペットのうさぎさんは飼い主のライフサイクルに合わせるようになるので、だいたいこういう感じで1日を過ごします。

ちなみに、うさぎさんは冬眠はしません。

ただし、ナキウサギ科の野生のうさぎさんは、雪嵐が激しくなると、寒さで体力が奪われないようにするために、ただひたすらじっとして何も食べずに巣の中で静かに雪が降り止むのを待ちます(冬眠ではありません)。

そして、雪が止むと積もった雪を踏み台にして、高い位置にある野草を食べながら冬を越すのです。

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