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うさぎについての説明事項

ペットショップには法律上、うさぎさんの適正な飼養・保管の方法について必要な説明をしなければならない義務があります(動物愛護法8条1項、21条1項、規則8条5号)。

説明義務に違反にしたペットショップは、行政庁から勧告を受けた上で(23条1項)、勧告に従わなかった場合には措置命令を受け(法23条3項)、それでも命令に従わなかった場合には100万円以下の罰金に処せられます(法46条4号)。

良いペットショップであれば、罰則の有無にかかわらず、飼い主にもうさぎさんを可愛がってもらいたいという思いから、そのために必要な情報は懇切丁寧に教えてくれます。

また、適切な情報を保有・蓄積しているペットショップは、いざという時の対処法や病院を知っているので、飼い始めた後も頼りになります。

逆に、うさぎさんを選ぶ段階において、説明が不十分であり納得が得られないと感じた場合には、そのペットショップからうさぎさんを引き取ることは、将来的なことも考えて、断念した方がいいでしょう。

また、店内が不衛生であったり、生後間もないうさぎさんを展示していたりなど、不審なペットショップを見かけたら、うさぎさんを守るために、動物愛護協会または各自治体の保健所に届け出ましょう。

そのようなペットショップは、うさぎさんの健康や安全の保持するための適切な取扱をしていないとして、第一種動物取扱業者の登録の取消事由に該当し(法19条2号、3号、6号、12条1項、規則3条1項、2項)、登録は抹消されることになります(法17条)。

ちなみに、ペットショップに義務付けられている説明事項は、
①品種等の名称
②性成熟時の標準体重・標準体長その他の体の大きさに係る情報
③平均寿命その他飼育期間に係る情報
④飼育・保管に適した飼育施設の構造・規模
⑤適切な給餌・給水方法
⑥適切な運動・休息方法
⑦当該動物種に起因する主な感染性の疾病の種類・予防方法
⑧不妊・去勢の措置方法・費用
⑨⑧以外の繁殖を制限するための措置
⑩遺棄の禁止その他当該動物に係る関係法令の規定による規制の内容
⑪性別の判定結果
⑫生年月日
⑬不妊・去勢の措置の実施状況
⑭生産地等
⑮所有者の氏名
⑯当該動物の病歴・ワクチンの接種状況等(うさぎさんにはワクチン接種はありません)
⑰当該動物の遺伝性疾患の発生状況
⑱①~⑰以外の、当該動物の適正な飼養・保管に必要な事項
の18項目です(規則8条5号)。

なお、②~⑩の事項については必要に応じて説明すれば足りるとされています(規則8条5号柱書但書)。

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