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うさぎも二重アゴになることがあるのか

メスのうさぎさんが成長すると、顎の下の首周りに、まるで毛皮のマフラーを巻きつけたような肉のかたまりができます。モッフリして冬は特に暖かそうです。

この毛皮のマフラーのことを、「肉垂(にくすい)」、またの名を「デュラップ(dewlap)」といいます。

これは、出産が近づいたメス特有の体の特徴であり、デュラップはいわば脂肪の貯蔵庫であり、首周りに脂肪を蓄えています。

すなわち、母うさぎが子うさぎを産んだ後は、母うさぎの体内には自分の分の栄養分が不足するので、予め顎の下に脂肪を蓄えておいて、その脂肪を使って栄養を取っているのです。

また、母うさぎは巣作りのために自分のお腹の毛を引き抜いて、巣を作りますが、デュラップが形成されることによって口とお腹の距離が近くなるので、毛を引き抜きやすくなるという効果があります。

ですが、あまりにもデュラップが大きくなりすぎると、うさぎさんはフンを食べることができなくなり、フンからの栄養摂取をすることができなくなってしまいます(うさぎさんは直接お尻に口を近づけてフンを食べます)。

ちなみに、オスのうさぎさんも肥満になると、デュラップになることがあります。

必要以上の食事をして、過剰なカロリーが体内に蓄えられると、デュラップが形成されるようになります。

そして、肥満の程度がひどくなると、毛皮のマフラーの大きさも肥大化します。

ゆるゆるのマフラーを何重にも首にかけるのは見た目が格好悪いというのは、うさぎさんも同じで、自分をもっとかわいく見せたいと思うのがうさぎさんであり、うさぎさんは肥満になるのを望んでいません。

そして、何よりも肥満は万病のもとですので、くれぐれも食事管理には気をつけて、飼い主がコントロールしてあげる必要があります。

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